四日市市は11月24日、市内に住む10代の男子高校生1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。この男子高校生は、21日に感染が確認された50代男性会社員の息子で、市内の感染者は延べ142人、三重県内では同733人となった。

 発表によると、男子高校生は18日夕方に37・9度の発熱があり、翌19日には解熱したものの、せき、鼻閉、嗅覚障害が出現。20日にせきの症状は消えたが、濃厚接触者として22日に市内の病院で検体を採取。23日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在は味覚障害のみが継続し、県内の医療機関へ入院予定だという。

 通学には公共交通機関を利用し、最終登校日は18日。日常的にマスクを着用し、19日以降は医療機関の受診以外は外出していない。現時点の濃厚接触者は生徒や教職員ら47人、接触者は同様に22人で、その他については調査中。

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