「まだ道半ば」

 「自分の心情を絵で表現したい」。油絵を描き続けて50年の節目を迎えた、名張市夏見の画家、久保照男さん(71)の初個展が、11月21日から26日まで、伊賀市上野福居町のギャラリー「アートスペースいが」で開かれる。入場無料。【100号の大作「生きる」を披露する久保さん】

 20歳の時、「一生夢中になれる趣味を見つけよう」と筆を執ったのがきっかけ。旅先で出会った草花や人物をテーマに、「希望」「躍動」といった心情を織り交ぜ表現する。これまでに名張市展や県展、二紀展などへも積極的に応募し、市長賞など多数の賞を受けた。現在は自身が主宰する絵画教室で、10代から70代の生徒に教えている。

 3人展やグループ展などには出品していたが、個展は今回が初めて。展示するのは、はがきサイズから100号まで大小計35点で、鳥羽市の答志島を訪れた時にスケッチした海女を描いた100号の大作「生きる」がメインだ。「描き始めて半世紀という区切りになるが、まだまだ道半ば。気軽に立ち寄って、これまでの歩みを見てもらえれば」と話した。

 時間は午前11時から午後6時(最終日は同4時)まで。

 問い合わせは同ギャラリー(0595・22・0522)へ。

2020年11月7日付783号11面から