休日になるとカメラを手に取りシャッターを切る、伊賀市富永の会社員、西秀樹さん(59)が撮影した野鳥の写真展が、同市平田の北伊勢上野信用金庫山田支店ロビーで12月末まで開かれている。【西さんが今年8月、富士山5合目で撮影したホシガラス】

 普段は雲海や花火などの風景を好んで撮影するという西さんが、野鳥も撮影するようになったのは7年ほど前。初めてカメラに収めたカワセミの、鮮やかで奇麗な色合いと、水に飛び込んで魚を捕る迫力や躍動感に胸が高鳴り、魅せられてしまったという。

 「野鳥は風景とセットで撮影できるのが良い」と、写真愛好家仲間に教えてもらった関西や中国地方の撮影ポイントに車を走らせることも。山奥や川辺にテントを張り、夜明け前からスタンバイ。鳥が動き出す瞬間を見逃さないよう、ずっと構えているという。

 もちろん“空振り”の日もあったが、今はそれぞれの鳥の習性やタイミングがつかめてきた。「今年の夏は、花火大会などのイベントがほとんど中止となり、野鳥ばかり追いかけていた」と笑う。

 今回の写真展には、カワセミの他、警戒心が強いというヤマセミ、獲物を捕るブッポウソウ、アカショウビン、コミミズクなど約20点が並ぶ。西さんは「普段目にすることの少ない野鳥ばかりなので、たくさんの人に見てもらえたら」と話した。

 時間は平日午前9時から午後3時まで。会期中には作品の入れ替えがある。

西さんが今年8月、富士山5合目で撮影したホシガラス

2020年9月26日付780号3面から