受験を控える名張市内の中学3年生に地元の高校や高専の魅力を伝えようと、オンライン交流会が11月2日、各学校で開かれた。中学生たちは、画面越しに説明する先輩らの言葉に熱心に耳を傾けた。【マイクを手に画面越しに高校生に質問する中学生=名張市桔梗が丘7番町で】

モニター画面。右上は名張高生、他は桔梗が丘中の各教室=同

 今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、オープンスクールがある学校も一部内容を縮小などする傾向があるという。一方、各学校現場でオンライン会議システム「Zoom」を使う機会が増えてきたことから、地元の学校を中学生に知ってもらい、進路選択に役立ててもらおうと今年初めて開催した。

 交流会には市立中学校5校の3年生計約650人の他、市内の県立高2校(名張、名張青峰)と近畿大学工業高等専門学校から、各中学出身の生徒や学生ら約30人が参加し、学校生活などを紹介したり、中学生からの質問に応じたりした。

 桔梗が丘中(桔梗が丘7番町)では、98人が3教室から参加。中学生からは、授業の雰囲気や文化祭、修学旅行などの学校行事の他、「スマホは使えるのですか」といった素朴な質問も上がった。入学後の専攻コースの選択について質問した中井露海音君(14)は「知りたかったことを先輩たちがしっかりと答えてくれて、安心できた」と話していた。

 県教委のまとめによると、今年3月の市立中学卒業生のうち、市内の学校に進学した生徒は約5割。約2割が伊賀市内の学校、約3割が伊賀地域外の学校に進学している。