伊賀地域在住の芸術家9人=写真=による作品展「NH展」が、11月3日から8日まで名張市新田の「堤側庵」で開かれる。入場無料。

 7回目を迎える今年は、新たに上田真澄さん(絵画)、林田さなえさん(ガラス)、向井和夫さん(絵画)が参加。他の出展者は浅名佳子さん(絵画)、惠村正大さん(彫刻)、長船侍夢さん(絵画)、小牧昭夫さん(陶芸)、小牧郁子さん(絵画)、寺元篤さん(陶芸)。

 年齢層は40代から80代と幅広く、「〝ウィズコロナ〟の沈滞ムードの中ではあるが、少しでも前向きに」と、新しい試みも交え活動している作家たちの、個性あふれる作品群が並ぶ。

 今年は120号の大作絵画から、手のひらサイズの器まで約120点を展示予定で、昨年に続き、丸、三角、四角の画面に各作家がつくり出す世界を小作品にした特別企画「○・△・̻̻▢の世界」も同時開催する。小牧昭夫さんは「それぞれの作家の感性が織りなす『美』を楽しんで」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前11時から午後6時(最終日は同4時)まで。

 問い合わせは堤側庵(0595・65・3002)、または小牧さん(0595・66・2321)へ。

2020年10月24日付782号11面から

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