「より鍛える」ことに魅せられ、肉体作りに励む名張市の男性2人が、健康でバランスの良い肉体美を競う大会「ベストボディ・ジャパン」の地区大会初参加を控え、肉体に磨きをかけている。【ポーズをとる長谷さん(右)と柿坂さん】

 参加するのは、すずらん台西の会社員、長谷礁さん(27)と、つつじが丘北の大学生、柿坂龍之介さん(21)。

 地元の野球チームに所属する長谷さんは3年前、周囲から「太ってきたなあ」と指摘され、腹筋やスクワットなどを始めた。次第に面白くなり、昨年末にオープンしたスポーツジム「SWAG」(同市夏見)に通うようになった。本格的な指導を受けるうち、鍛えることに魅せられてしまったという。

 一方の柿坂さんは、野球部に所属していた高校時代は痩せていたそうで、2年ほど前、腕立て伏せや腹筋を始めた。長谷さんと同時期に同じジムに通うようになり、「増えていく筋肉量がうれしかった」という。

 同ジムのオーナーの勧めで2人して参加を決めたが、今春の開催予定が新型コロナウイルスの影響で延期に。気落ちもしていたが、夏に秋開催が決まると、週6回ジムに通い、トレーニングを強化。同時に食事制限も開始した。食べる時間を決め、1日に少しずつ口にする。揚げ物は一切食べないという。

 現在、長谷さんは2か月かけて体重を11キロ落とし75キロに、柿坂さんは3か月間で20キロ増やしてから10キロ落とし67キロに絞った。「食のありがたみを痛感している」と話す2人。ただ、胸の筋肉が盛り上がってくると「限りなくうれしい。ビーチでも温泉でも視線を独り占め」と笑う。

 2人が参加するのは、18歳から29歳までを対象にした「フレッシャーズクラス」。長谷さんは11月23日に大津市で、柿坂さんはそれより早い同月1日に津市である地方大会にそれぞれ参加する予定だ。

 「終わった後の達成感と好物を食べられるのを楽しみに、今は頑張るのみ」と話す2人は、上位2人が駒を進める全国大会を目指し、健闘を誓い合っていた。

2020年10月24日付782号3面から