第三銀行(本店・松阪市)は、名張市蔵持町原出の工作機械メーカー、株式会社紀和マシナリーが発行したSDGs(持続可能な開発目標)私募債受託に伴い、同社が指定した伊賀地域の3小学校に児童書籍を寄贈した。

 SDGs私募債は、発行企業が希望する地域の企業や教育団体などに物品の寄贈ができる「寄付先支援型」の社債。私募債を受託した同行が、受け取る手数料の一部を基に寄贈した。

 今回、寄贈されたのは伊賀市立青山小(阿保)、名張市立蔵持小(蔵持町原出)、同梅が丘小(梅が丘北1)の3校で、書籍は動植物の図鑑の他、日本の歴史シリーズなど合計約450冊。

 梅が丘小(児童数309人)での寄贈式=写真=では、同社の紀和伸政社長が「工作機械業界における日本の技術力は世界に誇れる。その大きな要因は日本の初等教育の高さだと思う。書籍を通して子どもたちの人生を豊かにする一助になれば」とあいさつ。同行の井口篤取締役兼専務執行役員は「今回、紀和社長のご厚意で書籍の寄贈が実現した。当行としては、今後とも企業の社会貢献を支援していきたい」と話した。

 同小の赤塚弘憲校長は「贈られたばかりの本を見て、子どもたちは大喜び。図書にかける予算が少ないなか、本当にありがたく大事に使いたい」と謝辞を述べた。

2020年10月24日付782号10面から