四日市市は10月14日、市内在住の10歳未満の女子小学生と60代女性の計2人が新型コロナウイルス陽性が判明したと発表した。いずれも陽性者の濃厚接触者としてPCR検査を受けた結果、陽性が確認された。同市内の感染者は延べ109人、県内では延べ544人となった。

 県の発表によると、60代女性は10月1日に感染が判明した30代女性の親族で、同2日のPCR検査では陰性だったが、健康観察期間中の同12日に親族の女子中学生の感染が確認されたため、再度検査で陽性に。同11日の夜間にたんが絡むような症状があり、翌日にはせきや倦怠感、筋肉痛が出現。現在はせきの症状が継続し、県内の医療機関に入院している。

 女子小学生は同月1日に感染が判明した30代女性の娘で、2日のPCR検査では陰性だったが、健康観察期間中の11日に姉(中学生)の感染が判明したため、再びの検査で陽性が確認された。県内の医療機関へ入院しているが症状は無いという。最終登校日は9月28日で、同日以降は感染が判明した親族宅に宿泊。濃厚接触者の親族1人は陰性が確認されており、その他の接触者については調査中。

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