趣味で絵画を楽しむグループ「名張水彩画会」は、10月15日から18日まで、名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で41回目の作品展を開く。2000年の発足以来、毎年春と秋に開催しているが、今春は新型コロナの影響で中止したため、今回は1年分の成果を披露する場となる。【下見会に作品を持ち寄ったメンバー=名張市で】

 会員は市内在住の男女7人で、各自が野外でスケッチをしたものや、自宅などで描いたりしたものを作品展前に持ち寄り、視点や遠近感、色の使い方などを下見会で話し合い、技術の向上を図っている。

「芸術は負けない」

 今回は、10号から30号まで1人5点ずつ、計35点を展示予定。風景画、人物画など、特にテーマを決めない自由課題の作品が集まるという。代表の斉藤四郎さん(つつじが丘北8番町)は「『芸術はコロナに負けない』という気持ちで開催を決めた。それぞれの1年分の出来栄えを見てもらえたら」と話した。

 時間は午前10時から午後5時まで。初日は正午から、最終日は午後4時まで。入場無料。

 問い合わせは斉藤さん(0595・68・9966)まで。

2020年10月10日付781号4面から

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