伊賀文化都市協会は10月1日から、同会が主宰する演劇講座「伊賀エンゲキ塾」による創作劇「ちよちゃんのおむすび」のオンライン配信を始める。3月に青山ホール(伊賀市阿保)で公演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止で中止となっていた。【配信される劇の一場面(提供写真)】

 同講座は名張市在住のたぐちちえこさん(51)が塾長となり、公募で集まった小学生から40代までの男女12人が昨年6月から週1回のペースで稽古を重ね、今年3月の公演を目指していた。本番間近となった2月、コロナ禍で活動休止を余儀なくされた。3月の公演は7月に延期されたが、5月に中止が決まった。

 中止決定の直後から、「稽古の成果をなんとかして多くの人に見てほしい」と、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を使ったリモート演劇の可能性を模索。5月下旬にそれぞれ自宅から同時収録を行い、たぐちさんが約4か月かけて映像を編集した。

 創作劇は、メンバーが「劇団」「異世界」「食堂」の3チームに分かれ、即興劇を繰り返しながら自分たちで作り上げた物語で、子ども食堂を目指すカフェを舞台に展開していくという。

 作品は動画投稿サイト「ユーチューブ」の同協会チャンネル「ぶんとテレビ」で配信され、同協会ホームページ(http://www.bunto.com/)からもアクセスできる。3部構成で、前編が10月1日、中編が4日、後編が7日から、いずれも午前10時に公開される。