女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は9月19日、奈良市のならでんフィールドで愛媛FCレディースと対戦し、3‐0で完勝した。【左足で先制ゴールを叩き込むくノ一FW小川(右)=奈良市で】

 8月のアウェー戦は1-2の逆転負け。ホームで無失点に抑えて昨季4位の貫禄を示した。

 この日はワントップで出場したFW小川志保が全てのゴールに絡む活躍でチームをけん引した。守備でも前線の位置から相手ディフェンダーに全速力でプレスを仕掛け、後ろに控えるチームメートを助けただけでなく、自らも幾度となくボール奪取に成功した。

 先制点は前半34分、MF杉田亜未からのクロスにMF森仁美が頭で合わせ、クロスバーに当たって跳ね返った球を小川が蹴りこんだ。追加点は後半29分で、愛媛Lが自陣からパスをつなごうと蹴ったゴールキックに小川がプレスを仕掛けてミスを誘発。途中出場のMF西川明花がパスカットし、ペナルティーエリア外からミドルシュートを決めた。

 同35分の3点目は再び小川で、コーナーキックにファーサイドから頭で豪快にネットを揺らした。他にも先発したMF島野美央、DF鈴木千尋の若手2選手も終始落ち着いたプレーで起用に応え、レギュラー定着に向け好アピールした。

 くノ一はこれで今季3勝目。試合後のインタビューで、小川は「得点で成果を出せてよかった。(先制の場面は)準備していた。2得点目は感覚で突っ込んだ。気付いたらゴールに入っていた」と振り返った。大嶽直人監督は「いい守備から試合に入れた。集中力もあり、戦う姿勢が良かった」と選手たちを称えた。

 26日の次節は東京都北区の味の素フィールド西が丘で日テレ・東京ヴェルティベレーザと対戦する。