能の大成者、観阿弥と関わりの深い名張市で、「名張能楽祭」が10月18日午後1時30分から、同市松崎町のadsホールで開かれる。京都の大蔵流狂言師、茂山宗彦さんによる講演と狂言「呼声(よびこえ)」の披露がある。【「呼声」の一場面(名張市教育委員会提供)】

 呼声は、無断欠勤した太郎冠者を主人がとがめに行ったところ、居留守を使うため、さまざまな呼び声で家から出そうとする話。平家節や小歌節、踊り節など、中世に流行した歌謡を次々に使う点が見どころという。

 名張能楽祭は、市民文化祭第50回記念事業としての開催。入場無料だが、9月15日から300枚限定で配布する整理券が必要。整理券は市教委文化生涯学習室と同ホールで配布する。

 問い合わせは同室(0595・63・7892)まで。