自宅にいながら伊賀の魅力が体験できる観光体験プログラム「いがぶら『おとどけ部』」が今秋始まる。参加や購入には事前予約が必要で、9月7日午前10時から、公式ウェブサイト(http://igabura.com)で先着順に受け付ける。【いがぶら「おとどけ部」のパンフレットを紹介し、参加を呼び掛ける菊田さん=伊賀市で】

 毎年秋に同市内で開かれている「いがぶら」が新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、「いがぶら実行部会」が企画。宅配やオンラインなどを利用し、実際に伊賀を訪れなくてもその魅力を伝えていくことを考えたという。

 今回は7つのプログラムを予定。竹などを染料で塗るだけで完成する「おウチで簡単イロドリ竹あかり」や伊賀酒とちょこ、つまみがセットになった「伊賀の名店うち飲みセット」、籐で作る「籐アクセサリー」など。各プログラムには伊賀の魅力が感じられるリーフレットも同封される。

 同部会事務局で市観光戦略課の菊田翔さんは「コロナ禍で新しい生活様式が求められるなか、自宅で伊賀を体験してください」と参加を呼び掛けている。

 問い合わせは同事務局(0595・51・9088=平日午前10時から午後4時)まで。

2020年8月29日付778号5面から

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