伊賀市議会は9月3日、避難所での新型コロナウイルス感染症対応について提言をまとめ、市に予算措置などを求めた。【提言書を手渡す近森議長(右)=伊賀市役所で】

 総務常任委員会(岩田佐俊委員長、8人)が所管事務調査として取りまとめた内容を市議会からの提言として提出した。課題には「避難所の拡充」と「物資の備蓄」「避難所運営マニュアルの作成・訓練」の3項目を挙げ、各避難所を担当する職員の意見を取り入れ、避難者の動線確保や受け入れ準備ができるようにすることなどを盛り込んでいる。

 市は地域防災計画に基づいて拠点と指定、福祉の各避難所計139か所を設定。近森正利議長から提言書を受け取った岡本栄市長は「良いご提言を頂いた。一緒に乗り越えていきたい」と話した。

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