新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしいと、伊賀市長田に住む中国籍の李蘭余さん(31)が9月2日、フェースシールド1750枚と手指消毒で使うアルコールを入れるスプレーボトル600本を同市に寄贈した。市は福祉関係の窓口や訪問業務に従事する職員を中心に活用するという。【フェースシールドとスプレーボトルを寄贈した李さん=伊賀市役所で】

 山東省出身の李さんは、技術者として市内で働く夫との結婚を機に5年ほど前に来日し、アルバイト従業員として働く傍ら、2児の母として育児に励んでいる。

 8月に証明書の交付手続きで市役所を訪れた際、1階の案内担当の職員がフェースシールドを着けながら業務に励んでいる様子を目にし、「他の職員も着けたら、もっと自由に動けるのでは」と考え、輸入関係の仕事に就く友人を頼って用意したという。

 この日、市役所を訪れた李さんは「頑張っている職員の皆さんの感染予防のため、ぜひ使ってほしい」と話していた。