筆ペンを使い、思うがまま自由に筆を走らせて表現する「己書(おのれしょ)」。名張市美旗町南西原の美旗市民センターで毎月第3火曜の午前10時から活動している教室「美ゆき己書道場」のメンバーたちは猛暑のなか、熱心に筆を走らせている。【集中して制作に励む教室生の皆さん=名張市美旗町南西原で】

 教室を主宰するのは同市在住の多田美幸さん。多田さんは日本己書道場公認の上席師範で、市内外で教室を開いており、美旗の教室は同センターの声掛けで2年ほど前から始まった。

 同教室には市内在住者を中心に40代から70代までの12人が所属。活動日には皆がそろって課題の絵や文字を描くといい、8月はうちわにヒマワリなどを描き、「猛暑を吹き飛ばそう」と楽しんでいた。

銀行ロビーで作品展も

 現在、多田さんが主宰する伊賀・名張地区教室のメンバー約50人による作品展が、同市夏見の百五銀行名張店ロビーで8月末まで開かれている。9月2日から29日までは同市桔梗が丘の桔梗が丘支店ロビーでも展示される予定だ。

 地蔵の絵に唱歌「旅愁」の歌詞を描いた作品を出展している美旗教室の栢本昌子さんは「60歳を過ぎてこんなに楽しいことに巡り合うとは思っていなかった。楽しくて仕方がない。皆の心のこもった作品をご覧ください」と呼び掛けている。

 問い合わせは多田さん(080・2657・6202)まで。

2020年8月29日付778号4面から