女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は8月29日、鈴鹿市御薗町の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿でセレッソ大阪堺レディースと対戦し、試合終盤に追いついて2‐2で引き分けた。7節終了時の通算成績は1勝2分4敗。【この日2得点目の同点弾を放つくノ一主将の杉田(右)=鈴鹿市で】

 約1か月前のアウェー戦で黒星を喫した相手に逆転され、1点を追うくノ一は後半43分、途中出場のFW小川志保が折り返した球にMF杉田亜未が反応。この日2得点目となるミドル弾でネットを揺らした。勝利は逃したが、最後にホームの粘りを見せ、今季2度目の連敗を阻止した。

 先制したのはくノ一。前半4分にMF西川明花のセンタリングをMF安齋結花が頭で落とし、ゴール前に走り込んだ杉田が右足で豪快に決めた。リードを更に広げたかったが、同30分に自陣でパスカットされて、ショートカウンターから同点とされた。

 2失点目は前半36分、敵陣深い位置からたった2本の縦パスでディフェンスラインを破られた。球を保持する相手選手への寄せが甘くなった隙を突かれる、今季何度も見た失点の展開だった。

 大嶽直人監督は試合後のコメントで「諦めず、足を止めずに果敢にゴールに向かっていった結果、勝ち点1を取る事ができた。内容としては、勝ちに等しいゲームだったし、球際、プレス、進入をリスク冒してチャレンジし続けたことが本当にくノ一らしいと感じた」と振り返った。

 くノ一は次節の9月6日、宮城県のかくだスポーツビレッジ内角田市陸上競技場でマイナビベガルタ仙台レディースと対戦する。