第19回県文化賞の文化新人賞に選ばれた伊賀市の画家、岩名泰岳さん(33)=島ヶ原=と竹あかり作家の川渕皓平さん(35)=川東=が8月27日、市役所を訪れ受賞報告した。【岩名さん(右)と川渕さん=伊賀市四十九町で】

 岩名さんは県立上野高から成安造形大学(大津市)に進み、卒業後は絵画を学ぶためにドイツのデュッセルドルフ芸術アカデミーに留学。2012年に帰郷後は、地元の島ケ原を拠点に同世代の人たちと地域文化集団「蜜ノ木」を結成し、アート活動を続けている。

 川渕さんは奈良県橿原市の出身。21歳から竹あかりの作品制作を始め、これまでに伊勢志摩サミットや伊勢神宮、橿原神宮、台湾の台東美術館、地元では伊賀上野城の「お城のまわり」など、各地のイベントで演出を手掛けてきた。

 県文化賞は県の主催。表彰式は今月23日に津市内であった。岩名さんは「コロナ禍で他の業種と同様、文化や芸術も影響が出ているが、その中から生まれてくるアートを作っていきたい」、川渕さんは「自分一人ではなく、地域の人たちと作って灯す活動に力を入れてきたことが評価されたと思っている」とそれぞれ話した。