厄除けを願って毎年、伊賀市上野徳居町の広禅寺(武内宏道住職)に約1000個の風鈴が飾られる。今年は、新型コロナウイルスの影響を受けた地元商店を応援しようと、風鈴に付ける短冊を配る「厄除け風鈴祭り」が開かれている。

 短冊は市内の飲食店や和菓子店、精肉店、書店など45店舗と協力し、購入者や利用者へ、風鈴が飾られる9月末まで配布する。既に「コロナ撲滅」などの願いが書かれた短冊がつり下げられている=写真。

 風鈴は、世話人の協力で7月末から設置。境内の約25メートルの回廊には、花火や金魚、だるまなどの絵が描かれたガラス製の風鈴が揺られている。

 武内住職の妻、麻起子さん(40)は「風鈴の音が届く範囲は聖域とされ、災いから守ってくれるとされている。一刻も早い事態の収束を皆で祈ることができれば」と話した。

 短冊は同寺でも1枚500円で販売。参加店舗は同祭りのホームページ(http://igayakuyoke.com/)で紹介している。

2020年8月8日付777号6面から