旅客運輸収入の減少を補うため、伊賀鉄道が6月から開始した「オリジナルヘッドマーク掲出サービス」。企画の第11弾として8月17日から31日まで、鉄道系ユーチューバー・スーツさんの顔写真が掲出されており、話題を呼んでいる。【スーツさんの顔写真が掲出された列車(伊賀鉄道提供)】

 掲出サービスは、伊賀線を走る列車前後の窓ガラスの内側に、A3サイズのオリジナルデザインを広告として取り付けるもの。

 スーツさんは動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャンネル登録者数が50万人を超え、鉄道系ユーチューバーとして高い知名度がある。短文投稿サイト「ツイッター」でサービスの存在を知り、掲出を決めたという。

 インパクトを第一にしようと、内容は自身の顔写真を選択。「本当に引き受けてもらえるのか」と心配したそうだが、伊賀鉄道は快く受けたという。

 掲出後、伊賀鉄道の公式ツイッターで紹介されると、「スーツ電車」「なかなかシュール」「遭遇したい」などと大きな反響を呼んでいる。早速列車の写真を撮影したり、乗ったりしたと報告するファンも現れている。

 伊賀鉄道の担当者は「スーツさんの掲出後、数日で当社の公式ツイッターのフォロワー数が一気に1000件以上増えた。10月中旬まで掲出の予約はいっぱいになっている」と話す。スーツさんは取材に「地方鉄道として挑戦的で面白い試み。話題になることで、多くの人に伊賀鉄道に興味を持ってもらえたら」と話した。

掲出されたスーツさんの顔写真(同)