戦後75年を迎え、戦争と平和について考える機会にしてもらおうと「戦争はいや!平和のつどい」が8月23日午後1時から同4時まで、名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開かれる。入場無料。

 市内に住む30人でつくる実行委員会の主催で、今年で9回目。会場には、原爆や戦争の様子を記したパネル、出兵の際に寄せ書きした日の丸の旗、市民から提供された戦時中の写真の他、当時の教科書なども展示される。また、昨年市民から募った、平和への思いを込めた絵や詩などの展示もある。

 今年は新型コロナウイルス感染防止のため、恒例の戦争体験者らの講演や実行委員会による舞台発表は中止とした。実行委事務局の羽口和彦さん(67)=写真=は「展示を通して、平和とは何かを考える機会にしてほしい。気軽に足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛けた。

 問い合わせは羽口さん(090・7865・8445)へ。

2020年8月8日付777号2面から

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