新型コロナウイルス感染拡大に伴い、生活が苦しくなっている人たちに役立ててもらおうと、伊賀市の「上野ロータリークラブ」は8月11日、30万円を市に寄付した。【目録を手渡す榊原会長(左から2人目)ら=伊賀市役所で】

 市内の高校生らとともにポリオ根絶のための募金活動に長らく携わってきた同クラブでは、新型コロナの影響が長引く状況下で、「生活が苦しくなってきた方が増えていると聞き、できることを考えた」という。

 この日は榊原成人会長(62)ら3人が市役所を訪れ、岡本栄市長に目録を手渡した。榊原会長は「この状況でクラブの会合も開けず、もっと早くに渡したかった。役立てて頂ければ」と話した。市では市社会福祉協議会と相談し、有効な支援策に充てるという。

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