四日市市は8月10日、市内の医療機関に勤務する40代の看護師女性ら、20代から40代の男女計5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内の感染者は56人目、県内では243人目となった。

 市保健所保健予防課によると、看護師の女性は、4日に陽性が判明した20代の看護師女性と同じ職場に勤務し、接触があったとみられる。6日のPCR検査では陰性だったが、7日夜に38・6度の発熱やのどの痛み、関節痛などが現れ、9日の再検査で陽性と確認された。現在は県内の医療機関に入院し、症状は無いという。濃厚接触者は家族2人。

 また、無職の30代男性と、同居し市内の飲食店に勤務する20代女性も陽性と判明し、県内の医療機関に入院予定。濃厚接触者はいない見込み。他に、市内に勤務する会社員の30代男性(濃厚接触者は会社同僚4人)、市内の飲食店に勤務する20代女性(濃厚接触者は調査中)も感染が判明した。

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