山添村広代の農業、浦﨑彰夫さん(68)=写真=方の約1万平方メートルの棚田に広がる約30種類のハスが見事開花した。今年は「花ハス取り体験」も開いている。

 例年7月に開花するハスは需要が少なく、これまで廃棄していたが、何かに転用できないかと数年前から考えていた。独学で研究し、葉を使った「ハス茶」なども試作したが、地域の活性化にもつながればと、昨年、地元産の茶に花の香りを移した「蓮香茶(れんかちゃ)」を作った。

 ハスのつぼみの花弁をめくって中心に茶葉を詰め、香りが逃げないよう葉で包んで3日ほど生け、冷凍保存する。飲んだ人からは「新しい世界観」などの声が寄せられているそうだ。

 この蓮香茶作りも楽しめる「花ハス取り体験」は同村のふるさと納税返礼品にもなった。自分で包んだ3個の蓮香茶と、10本の花ハスが持ち帰れる。参加費は1人3000円(小学生以下2人まで同伴可)。日時は応相談。

 浦﨑さんは「ハスは根から花まで全てが体に良い、ありがたい花。昨年から種類も増え、白、ピンク、黄の花が彩る棚田を見て、茶を堪能して」と話した。

 問い合わせは浦﨑さん(0743・85・0861)まで。

2020年8月8日付777号4面から