伊賀市久米町の温浴施設「伊賀の湯」(仁保晃一支配人)は、同施設を10月31日で閉館する予定だと発表した。発表は8月1日付。【10月末閉館予定と発表された伊賀の湯=伊賀市久米町で】

 同施設は2006年8月オープンで、「名張の湯」(名張市希央台2)や焼き肉専門店「天壇」などを展開する晃商(京都市)が運営。3つの露天風呂や5つの内湯の他、レストランやカットサロン、農産物直売所などを備えた複合施設で、近年は年間延べ約20万人、オープン後14年間で延べ約350万人が利用した。

 同施設によると、最大で深さ約500メートルから地下水をくみ上げていたが、1年ほど前から水量が急に減り始め、今年4月には従来の10分の1程度となり回復も見込まれないという。水量が減少した詳しい原因は分かっていない。

 仁保支配人は「営業を継続したかったが想定外のことが起こり、やむなく閉館を決めた。地域の皆さまの長年のご愛顧に感謝したい」と話した。同施設の入浴回数券や招待券は、閉館後も名張の湯で利用できる。