7月23日午後8時、名張市黒田の名張川左岸で無観客の打ち上げ花火が開催された。新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントが中止になるなか、市民に元気を届けようと名張川納涼花火大会実行委員会(委員長・川口佳秀名張商工会議所会頭)が実施した。「未来力応援」の文字仕掛け花火の後、約5分間で70発、夏の夜空に大輪の花が咲いた。【サプライズで行われた無観客の打ち上げ花火=名張市黒田で】 〈YouTubeで動画を見る〉

 恒例の名張川納涼花火大会が中止となり、代替で計画。密集を避けるため打ち上げ場所、時刻を告知しないサプライズ企画だったが、花火の音が響くと近所の住民や通行人が足を止めて観賞した。

打ち上げ花火の前に川岸に現れた「未来力応援」の文字仕掛け花火=同

 塾帰りに友人たちと近くを通りかかった同市富貴ケ丘の岡本啓汰君(17)=上野高3年=は「突然上がってびっくりしたが、花火が水面にも反射してとても奇麗だった。来年の受験に向けてモチベーションを高めたい」と興奮気味に話した。

 同実行委の福井眞佐也事務局長は「今回の花火が市民の皆さんに元気と希望を届け、気持ちを明るく照らす光になれば」と願いを込めた。

サプライズ花火の映像