県は7月22日、伊賀市に帰省していた大阪府在住で10代の男子大学生が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性が確認されたと発表した。

 発表によると、男性は11日に府内の自宅から自家用車で実家に帰省。14日に伊賀市内のアルバイト先から車で帰宅後、夜になって微熱や倦怠感の症状が出た。18日に医療機関を受診し、21日の検査結果で陽性が判明した。現在は県内で入院しており、37度台の発熱や味覚・嗅覚障害、肺炎の症状があるという。

 県内で判明した感染者は延べ59例目。県伊賀保健所の調査で特定している濃厚接触者は実家の家族3人、接触者はアルバイト先の従業員2人で、5人全員に検査を実施し、健康観察を行うとしている。

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