名張市農業委員会(山﨑祥生会長)は、市内で農業に従事する担い手の確保や育成に関する意見書を市に提出した。【意見書を亀井市長に手渡す山﨑会長(右)=名張市鴻之台1で】

 意見書では、耕作放棄地発生の防止策や就農希望者への情報提供と支援、委員の活動との連携などを求めている。

 市によると、今年3月末現在で市内の耕地面積は全体で約1001万平方メートル。うち耕作放棄地は33万平方メートルで、耕作放棄地がさらに森林化した土地は44万平方メートルある。放棄地は年々増加傾向にあるといい、その対策が課題となっている。

 7月17日に意見書を市に提出した山﨑会長は「初期投資が必要な新規就農者は定着が難しく、5年は助ける必要がある」と述べ、亀井利克市長は「農業の活性化には、多様な担い手が必要。もっと支援していかなければ」と話した。