美旗まちづくり協議会は7月20日、名張市新田の市立美旗小学校(藤原武校長)に500ミリリットルのペットボトル麦茶2800本を寄贈した。午後の授業がある7月30日までの7日間、下校時の熱中症予防で全校児童370人に冷えた茶を届ける。【室谷会長(左端)からペットボトルの茶を受け取る児童たち=名張市新田で】

 同市では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止で臨時休校した期間の授業日数を確保するため、小中学校の夏期休業を19日間短縮。21日から夏休みに入るはずだったが、今年は31日まで登校することになった。

 同小は校区が広い上、田園地帯で周囲に日差しを遮るものが少ない。最も遠くに住む児童は、炎天下の中でも片道約70分かけて通っている。児童たちは水筒を持参しているが、下校までに飲み干してしまうことがあるという。

 同協議会メンバーから熱中症を心配する声が上がり、予算から約25万円を充て、茶を寄贈することを全員一致で決定。同小の他、同市美旗町池の台地区から市立桔梗が丘東小(桔梗が丘7)に通う48人にも区長を通じて配る。

 この日、美旗小であった寄贈式で同協議会の室谷芳彦会長(73)は「本当なら夏休みなのに、暑いなか歩かないといけない。体調を崩さないようお茶を飲み、寄り道せず家に帰って」と呼び掛けた。同小児童を代表し、児童会委員長で6年の森英舞さん(11)が「こまめに水分補給をしたい。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。