三重県高校野球夏季大会(県高野連主催)の1回戦7試合が7月19日あり、名張は初回の6点を守って桑名に7‐4、伊賀白鳳も2回の6点を足がかりに白子に10‐3(8回コールド)で勝利した。既に1回戦を勝った名張青峰を含め、伊賀地域は出場7チーム中3チームが23日からの2回戦に進み、名張青峰は近大高専を破った津工と、名張と伊賀白鳳は直接対戦する。【桑名-名張 1回裏名張一死1、2塁 鈴木君が先制のホームイン=四日市市羽津の市営霞ケ浦球場で】

 名張は初回、相手投手の立ち上がりを攻め、4番の主将・岩江拓海君(3年)が左中間へ二塁打を放ち先制すると、代わった投手からも四死球で走者をためて着実に返し、6点をリードする。4回に長打などで3点を返され、5回にもヒットエンドランを決められ2点差に迫られるが、6回に先発の鈴木一生君(同)から井上侑也君(同)に継投し追撃を断ち、その裏に松井達貴君(2年)の犠飛で貴重な追加点を挙げた。

桑名-名張 1回裏の2度目の打席で中前に適時打を放った名張の1番・中島君

 名張の北森啓史監督は「初回から良い形で得点を重ねられたが、中盤はミスで悪い流れになった。6回以降は相手の勢いを止めてくれた」、先発マウンドを託され、先制のホームも踏んだ鈴木君は「途中苦しい場面もあったが、声を出し合い、何とか流れを変えることができた。次戦も気持ちを強く持って臨みたい」と話した。

【伊賀白鳳-白子 6回表伊賀白鳳一死 左中間へソロ本塁打を放った北澤君(右) =松阪市立野町の県営松阪球場で】

 伊賀白鳳は主将でエース右腕の北澤源基君(3年)が初回のピンチを併殺打で切り抜けると、2回に一死満塁から中西怜生君(同)の適時打で先制、この回一挙6点を奪う。5回には守備の乱れもあり2点を返されるが、6回に北澤君が自ら左中間スタンドへソロ本塁打を放ち、チームに勢いをつける。8回にも代打・元寺翔君(1年)の適時打で10点目を奪い、コールド勝ちを収めた。

2回表伊賀白鳳一死満塁 8番・中西君が中前に先制の適時打

 伊賀白鳳の濵地彰彦監督は「守備も攻撃も自分たちから仕掛けていこうと話していた。序盤の大量点のおかげで、その後は思い切ったプレーができていた」、投げては7回を与四球6・失点3ながら被安打3・奪三振11と要所を締めた北澤君は「チャンスで盛り上がったり、良いプレーをほめ合ったり、チームの雰囲気は良かった。(本塁打は)自分が失点してしまったので、流れを呼び込もうと思って振った」と振り返った。

 勝ち上がった伊賀地域各校の2回戦の試合予定は次の通り。

名張青峰‐津工 7月24日午前9時、県営松坂球場
名張伊賀白鳳 同午後2時半、四日市市営霞ケ浦球場

試合結果・予定などは「伊賀・名張の高校野球応援ブログ」(http://blog.livedoor.jp/iganabari_baseball/)に掲載予定(速報ではありません)