名張市の秋祭り実行委員会(菊山賢二委員長)は7月7日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、10月の宇流冨志禰神社(平尾)秋季例祭の本祭で行われるみこしや太鼓台、だんじりなどの巡行とイオン名張店(元町)駐車場での集結行事を今年は中止すると発表した。前日に開かれた同実行委員会の会合で決定した。【昨年の新町太鼓台の巡行の様子】

 参加者や見物客の「密」の回避が困難なことなどが理由。例年、祭りの広報活動やみこしの担ぎ手募集の準備が始まる時期となり、中止を決断した。

 同実行委員会によると、巡行行事は100年以上の歴史があるとされ、戦争や伊勢湾台風の影響で一時途切れたが、恒例行事として本祭の日に旧市街地一帯を盛り上げてきた。

 菊山委員長は「人が集まる行事は中止せざるを得ないが、祭りが途絶えるわけではない。1年後に盛大に開催するため、今年は我慢の年とすることにご理解、ご協力をお願いしたい」と話した。

 同神社の中森孝榮宮司によると、一連の神事については、神社関係者で実施する予定で検討を進めているという。