名張市夏見のファミリーマート名張学園山手店で、店外の防犯カメラを買い物客がじっと見上げる――。視線の先にあるのは、4羽のツバメのヒナが巣から愛らしい顔をのぞかせる光景だ。【防犯カメラ上で親鳥の帰りを待つ4羽のヒナ=名張市夏見で(7月1日撮影)】

 4月下旬、2台のカメラのうち片方の上に親鳥が飛来し、枯れ葉などを運び込んで営巣。5月中旬に別の親鳥がもう片方に巣を作り、それぞれひなを育て上げた。「無事に巣立ってよかった」と店員たちが喜んだのも束の間、6月下旬ごろから右側の“中古物件”に今年3家族目が“入居”したのだ。隣は空きだが、ヒナが「密」になって親鳥の帰りを待っている。

 巣の下を掃除していた60代の女性店員は「どうも人気物件のよう。カメラがよごれたらすぐわかるので、拭くようにしている。無事に飛び立ってくれたらいいな」と話していた。

親鳥は周囲を忙しく飛び回っていた=同