長年にわたって少年の非行防止や健全育成に尽力したとして、名張市赤目町丈六の元郵便局長、堀内節生さん(69)が全国少年補導功労者栄誉金章を受章した。【金章を受章した堀内さん=名張市蔵持町芝出で】

 表彰は警察庁長官と公益社団法人全国少年警察ボランティア協会会長の連名で、金章は県内で1人。

 堀内さんは、名張署管内で街頭補導や非行防止の啓発などに取り組む少年警察協助員に、1994年から委嘱。2007年からは名張地区少年警察協助員協議会会長を務めている。

 定期的な夜間パトロールの他、15年ほど前からは地元で約40平方メートルの畑を借りてサツマイモを栽培し、秋に市内の児童養護施設の子どもたちを招いて収穫作業の体験会を開催。非行歴のある少年らも招待し、毎年20人ほどの子どもたちと一緒に芋を掘り、市民センターでかりんとうやスイートポテトなどを作って交流している。

 6月26日に名張署で近藤順一署長から表彰状を受け取った堀内さんは、「『子どもたちのためなら』と、地域の仲間たちが協力してくれる。活動はこれからも続けていきたい」と話した。

県功労者に選ばれた小野さん=同

県功労者表彰に小野さん

 この日、同市緑が丘東の自営業、小野久美子さん(62)に県少年警察協助員連絡協議会少年補導功労者の表彰状が贈られた。7年前に協助員の委嘱を受けた小野さんは、通常の活動の他、数年前から堀内さんとともに体験会で子どもたちと交流している。

 小野さんは「芋掘りに誘っても『やだ』と言っていた子が、1年後に再会した時に『小野さんや』と名前を呼んでくれた事が印象的だった」と活動を振り返った。