サッカー日本代表で2度のワールドカップに出場した、ヴィッセル神戸所属の山口蛍選手(29)と社会貢献活動団体「UDN FOUNDATION」は、県内の児童養護施設12か所にマスクやメッセージなどを贈った。山口選手の出身地、名張市内の施設にも届けられた。【山口選手のメッセージに耳を傾ける児童たち=名張市朝日町で】

 アスリートのマネジメント会社「UDN SPORTS」(東京都港区)が運営する同団体は、新型コロナウイルス感染症対策で子どもや医療関係者にマスクを配る「#つなぐ」プロジェクトを5月から全国で展開。三重県では、縁のある山口選手から寄贈された。

 名張市朝日町の名張養護学園には、6月11日に寄贈品一式が届いた。マスクや団体名入りのリストバンド、山口選手が「心を一つにつながっていきましょう」などと語りかけたり、団体所属のサッカー選手たちがトイレットペーパーでリフティングを次々にリレーしたりする映像が収録されたDVDが入っていた。

 映像を見た小学3年の男子児童(9)は「山口選手、ありがとう。リフティングかっこよかった」と喜んだ。繁田進太朗施設長(45)は「大変な状況の中、施設の子どもたちに目を向けて頂けたことがうれしい」と感謝していた。

山口選手のメッセージ映像の一場面(県提供)