縮小して作る手のひらにのるほど小さな「豆本」を、名張市つつじが丘南の河野隆司さん(78)が今年1月から作り始め、評判になっている。【これまでに作った豆本を手のひらにのせて見せる河野さん】

 40年ほど前から、とんぼ玉や万華鏡、折り鶴、ボトルランプなど30種類以上の工作に取り組んできた。「自宅でできる新しい作品に挑戦したい」と、インターネットで見つけた豆本作りを始めたところ、「完成した時に達成感がある」とすっかり夢中になった。

 動画や本で作り方を調べ、これまでに絵本や図録など十数冊を制作した。なかには箱入りの本や御朱印帳などのオリジナル作品もあり、保管用のミニチュア本棚も自作したという。

 通常サイズの本のページを30、40%ほどに縮小して印刷し、重ねたページの背を表紙となる厚紙に貼り付けて仕上げる。文字の読みやすさや絵の色合いによってサイズを調整し、最も小さいもので縦3・5センチ、横2・5センチほどだという。

 「本棚をいっぱいにできるように」と熱中する河野さんは「新型コロナウイルスの感染拡大で外出を自粛している時期。自宅で簡単に作れるので、ぜひやってみて」と呼び掛けた。

2020年5月30日付772号3面から