伊賀市内で公衆浴場「池澤湯」とうどん店を営む池澤良武さん(63)=上野愛宕町=が6月5日、新型コロナウイルス感染症対策として透明のフィルムで顔全体を覆い飛まつを防止するフェースシールド50枚と子ども用の不織布マスク300枚を市に寄贈した。市は医療や福祉の現場に配布するという。【寄贈品を手渡す池澤さん(左)=伊賀市役所で】

 池澤さんによると、寄贈した感染防止用品はインターネットを通じて購入し、代金は既に受け取った特別定額給付金の一部を充てたという。「もらいっぱなしでは申し訳ないので、お返しをさせて頂いた。店の売り上げが元の状態に戻るまで大変だが、皆で助け合いながら生きていければいい」と話した。

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