友人からもらい受けた数匹のメダカが、今や数百匹に——。名張市百合が丘東7番町の丸岡秀通さん(75)、眞由美さん(69)夫妻の自宅の庭先では、「紅帝」や「黒龍」「幹之」などのメダカが元気に泳ぎ回る。フェンスを飾るカラフルな看板も自作し、近々、地元有志とメダカ同好会の発足を予定している。【メダカが泳ぐケースの前で自作看板を手にする丸岡さん】

 丸岡さんはシニアクラブや市老人クラブ連合会などの活動を通じ、メダカ愛好家と知り合ったことが縁で、自身も飼ってみることにした。現在飼っているのは3、4代目で、雑種(ミックス)も「個性があって可愛い」と眞由美さん。

 下描きに沿って発泡スチロールを電熱線で切り着色したメダカの看板は、玄関先や庭に面したフェンスに飾り、友人らにもあげていたが、最近は同じ方法で、疫病を払うとされる妖怪「アマビエ」を作りプレゼントしている。

産卵期迎え

 同好会は当初、60代から80代の15人で3月に発足予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で先延ばしに。しかし、春から初夏にかけて産卵期を迎えるため、メンバーからは採卵方法や育て方についての問い合わせもある。丸岡さんは「落ち着いたら育て方を教え合い、地域の子どもたちにも広めたい」と期待を込めて話した。

2020年5月30日付772号1面から