伊賀市社会福祉協議会(福壽勇会長)は6月1日、新型コロナウイルス感染症の影響で生活が困窮している市民への食料提供などに充てる緊急支援募金の受け付けを始めた。一時的な資金の緊急貸付の申し込みも呼び掛けている。

 市社協によると、新型コロナによる失業や休業などで食べるものや住む場所に困っている人が増加。約10年前から実施している緊急食料の提供事業では、4月と5月の2か月間で昨年度1年分とほぼ同数の70件に上ったという。

 受付窓口は、平野山之下の市総合福祉会館1階にある本部と各地域センターの緊急支援寄付担当で、集められた寄付は1週間分の緊急食料セット(1人当たり3500円)や住居確保のための支援などに使う予定。当面の目標金額が300万円で、現金の他にも常温保存ができる米や未開封で賞味期限が1か月以上の缶詰、カップ麺、飲料、レトルト食品なども求めている。生鮮品や冷凍食品は受け付けていない。

 一時的な資金の緊急貸付(緊急小口資金)は無利子で上限が20万円。新型コロナの影響で収入が激減するなど生計の維持が困難になった人が対象。先月29日現在で250件の相談が寄せられ、 申請が110件、うち84件の支給が決定した。

 問い合わせはいずれも市社協で、緊急支援募金が(0595・21・5866)、一時的な資金の緊急貸が(0595・22・0084)へ。