伊賀市川合の農家、山﨑喜則さん(60)が育てる大麦と小麦が収穫期を迎えた。濃淡の違う麦がじゅうたんのように広がり、風に吹かれて波打っている。【広がる麦畑で孫たちと並ぶ山﨑さん=伊賀市川合で】

 栽培しているのは、麦茶として市内で販売される六条大麦「ファイバースノウ」とそうめんやうどんの原料になる小麦「タマイズミ」。大麦は昨年12月に約2・8万平方メートルの作付面積に種をまき、小麦は1か月早く3・1万平方メートルにまいた。収穫量はそれぞれ約10トンの見込みで、6月初旬までには全て刈り取るという。

 農業を始めて約10年の山﨑さんは、父親の小麦栽培を継ぎ、3年前から大麦を育て始めた。昨年は取引先の需要に対して大麦の収穫量が多かったため、今年は小麦の栽培を3年ぶりに再開したという。

 山﨑さんは「カメラマンが麦畑の撮影に訪れることもある。小麦と大麦の色の違いが奇麗」と話した。