新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、名張市は5月1日から、各種手続きなどで市役所窓口が混雑する日を表した2か月分のカレンダー「市庁舎『密』ごよみ」を庁舎内に掲示した。混雑を避けた来庁や、可能な限り郵送やオンラインでの手続きに協力を呼び掛けている。【名張市役所1階の総合窓口センター前に掲示されたカレンダー】

 市秘書広報室によると、5月は例年、大型連休の谷間や直後の平日が特に混雑し、6月は所得(課税)証明書の発行や児童手当現況届の提出など多くの事務手続きが重なり、上旬や月末を中心に窓口が混み合うと予測される。こうした混雑を緩和し、待ち時間を短縮して密になる状況を回避することが狙い。開庁時間帯(平日午前8時30分から午後5時15分)のうち、午前10時から正午や月曜は混雑することが多いという。

 カレンダーは市ホームページ(www.city.nabari.lg.jp/)内「コロナウイルス関連情報」の「市役所混雑予測」にも掲載し、来庁せず手続きが行える届出・申請の種類・方法などについても紹介している。

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