名張市青蓮寺の自宅で伊賀まちかど博物館「自然の花博物館」を開く山口繁一さん(90)が、主宰する「花見つけ自然教室」のメンバーと市内で確認した花の一覧表を更新し、875種を自作の冊子にまとめた。「野山を散策する時に参考にしてもらえたら」と話している。【冊子をまとめた山口さん=名張市鴻之台1で】

 教室を開いたのは1990年。冊子では、発見時期の順に花の名や場所、発見者を記し、同館でデータベース化している写真番号を紐付けしており、地元の植物学者が約100年前に市内の花1350種をまとめた資料「赤目峽香落谿植物目録」と現在の花の種類を比較できるようにもした。

 山口さんは「野山の空気は奇麗で、新型コロナウイルスもいない。新たに花を見つけるのは喜びで、1000種を目標に活動を続けていく」と話した。冊子は同館で貸し出しており、コピーすることができる。

 問い合わせは同館(0595・63・3028)まで。