会社勤めの傍ら、作家などさまざまな才能を発揮する伊賀市上野丸之内出身の池住祥平さん(32)。なかでも京都を拠点にした音楽家としての活躍は目覚ましく、インターネットの動画配信サイトでも話題になっている。【ギターを演奏する池住さん(提供写真)】

目覚ましい活動 CMなど楽曲提供も

 小学生のころから楽器に親しみ、中学生になると友人の歌詞に曲を付け、「白の無地」というユニット名で、音楽活動を楽しんだ。上野高校進学後はバンド活動を開始。同志社大学進学に伴い、京都に生活拠点を移すと、後にメジャーになったロックバンド「モーモールルギャバン」にギタリストとして約1年在籍。脱退後、21歳の時にハードコアの5人組音楽バンド「Arbus(アーバス)」を結成、CD発売や全国ツアーなど活動を続けている。

 25歳からは「白の無地」としてもライブ活動を並行して始め、楽曲を提供するようになった。ご当地アイドルを中心に、タレントで歌手の中川翔子さん、アイドルグループ「私立恵比寿中学」など、提供数は20、30曲にも上り、CMに起用されたり、映画の主題歌になったりもした。

 自曲の特徴を「表面はポップなメロディーだが、裏では玄人好みなアレンジのこだわりが潜んでいる」と分析。感覚よりも全体のバランスを考えて作曲するそうだ。

 昨年は女性ユニット「オタフクガールズ」と組み、イベントを通じて地元の人に自身の曲を届けることができたことを喜んでいる。「いろんな窓口を持っているのが自分の特徴。それを生かして、より多くの人に自分の音楽を届けたい。地元企業のCMソングなどもできれば」と笑った。

2020年3月28日付 768号 6面から