新型コロナウイルスの感染拡大による自粛ムードや貿易取引の停滞などで、伊賀地域の経済にも影響が広がっている。経営状況が悪化する中小企業向けに、上野商工会議所、伊賀市商工会、名張商工会議所の3団体はそれぞれ経営相談窓口を開設して対応に当たっている。

 1月下旬の開設以降、50日間で合わせて60件を超える相談が寄せられた。中には「大量の予約キャンセルが出ている」「中国から必要な部品が届かない」「インバウンドの減少で売り上げが9割減った」など悲痛な声が上がっているという。影響を受けている業種は飲食業を中心に製造業や運輸業、理美容業、建設業などにも広がっている。

 各窓口では経営安定や資金繰り、県中小企業融資制度に関する相談などを受け付けており、時間はいずれも平日の午前8時半から午後5時15分まで。

 問い合わせは上野商議所(0595・21・0527)、伊賀市商工会(0595・45・2210)、名張商議所(0595・63・0080)まで。

2020年3月28日付 768号 11面から