伊賀市の医薬メーカー「中外医薬生産」(ゆめが丘7)が4月2日、新型コロナウイルスの感染予防対策に市内の園児、児童、生徒が通う学校や施設に手指用のアルコール除菌剤(約650リットル)を寄付した。【アルコール除菌剤を寄贈する田山社長(左)=伊賀市役所で】

 同社によると、新型コロナの感染拡大で予防用マスクや消毒剤の需要が爆発的に増加。供給が追い付かず、小売店でも欠品が相次いでいる状況を受け、地域貢献の一環として3月下旬から寄贈用に生産したという。

 配布先は地元の小中学校と放課後児童クラブ、放課後子ども教室、幼稚園、保育所(園)の計86か所で、ポンプ式容器に入れて使用する。田山雅敏社長は贈呈式で「子どもたちの環境を守りたい気持ちでつくった。感染防止に役立てば」と話し、岡本栄市長は「今一番必要なもの。早速使わせて頂きます」と礼をいい、感謝状を手渡した。

東洋ビューティも 手指用ジェルローション

 また、本社が大阪市にある化粧品製造会社「東洋ビューティ」の上野工場(伊賀市ゆめが丘7)も同日、新型コロナの感染予防用としてアルコール入りの手指用ジェルローション計1300本(1本100ミリリットル入り)=写真=を市と消防本部に寄贈した。贈呈式はなかった。商品は非売品で、同社が原料や容器などの取引先と協力して製造したという。