訪れた地域の人たちを、子どもたちが腕を振るった料理でもてなす「子どもカフェ」が、名張市新町の旧細川邸やなせ宿で開かれている。【子どもカフェで調理する教室生ら=名張市新町で】

「食べてもらう喜び」知って

 主催は同市つつじが丘北4番町の「子ども料理教室 リトルシェフ」。年長児から小学6年までの8人が月に1回、簡単な調理を通して包丁など器具の使い方や食材、調味料について学んでいる。教室生たちの腕が上達したのを機に、成果を披露しようと初めてカフェを開くことになったという。

 2月下旬にあった初回は、教室生とその友人ら8人が参加。メニューはフライドポテトとスープが付いたハンバーガーセット(税込み500円)。子どもたちは「切る」「焼く」「こねる」などの作業を分担し、配膳や接客まで、一貫して取り組んだ。

 食材を切る係を担当した名張小6年の鳥塚昴君(12)は「均等に切るのは難しかったけど、実際にお客さんに食べてもらえるのはうれしかった」と笑顔を見せた。

 講師の菅井美幸さんは「これを機に、自分の料理を食べてもらう喜びを子どもたちに知ってもらいたい」と話した。

2020年3月14日付 767号 21面から