建築を学ぶ高校生たちが、テーマに基づいた特色ある建築設計とプレゼンで競うコンペ「高校生の建築甲子園」に、近畿大学工業高等専門学校(名張市春日丘)のチームが三重県代表として初参加した。入賞は果たせなかったが、学生たちは手応えを感じている。【三重県建築士会から奨励賞の賞状を受け取った学生ら=名張市で】

 同コンペは日本建築士会連合会などが主催。今年度は「地域のくらし これからの地区センター」をテーマに、提案内容を文章と図面で表現し、具体性や独創性などで評価する。今回は全国から36点の応募があった。

 工業系高校だけでなく、高専も3年生までは参加対象。今回は都市環境コース(建築系)3年の伊藤大登君、土井康弘君、谷戸快地君、水谷怜南さん、西村美月さんと、2年の武野ゆずはさんが、災害時の避難所としても快適に過ごせる工夫を盛り込んで設計した。

 学生たちは「本格的に建築を学び始めたばかりで、需要のある建物、万人に受ける建物を考える難しさを感じた」と話し、村田圭治校長は「この経験を生かし、建築士などの技術者を目指してほしい」と激励した。

2020年3月14日付 767号 4面から