新入学児童が登下校時や外出時に自ら身を守る方法の一つとして役立ててもらおうと、伊賀地区防犯協会は3月19日、伊賀市内にある小学校19校(青山地区除く)の新1年生約600人に渡す防犯ホイッスルなどの啓発物品を、市教育委員会に寄贈した。【寄贈された防犯ホイッスルなどを手にする谷口教育長=伊賀市役所で】

 同協会が伊賀地区職域防犯連合会、伊賀署と協働で2005年から続けている取り組み。不審者に遭遇した時などに危険を周囲に知らせるために吹く防犯ホイッスルと、誘拐などから子どもが身を守る手段をまとめた標語「いかのおすし」が表紙に書かれたノートをセットにしている。

 協会長を務める岡本栄伊賀市長から寄贈を受けた谷口修一教育長は「新1年生は登校を楽しみにしていると思う。自分の身を自分で守れるよう、各校で指導していきたい」と話した。各校の新1年生へは4月6日の入学式の際に渡す予定。

 同署管内で昨年中に発生した、写真を撮られたり話し掛けられたりする中学生以下への「声掛け事案」は36件あった。名張署管内の同市青山地区と名張市内の小学校へは、名張地区防犯協会から既に寄贈されている。