伊賀市議会の3月定例会は4日から一般質問が始まり、初日は市議5人が、感染拡大が懸念される新型肺炎への市の対応を中心に質問に立った。市内の小中学校などが2日から臨時休業になったことに伴い、4日までに放課後児童クラブが全20か所中16か所で日中も開所していること、残る4か所も6日までに開所する予定が市側から伝えられた。【市議も市幹部もマスク着用で臨む本会議の様子=伊賀市役所で】

 市こども未来課によると、残る4か所のうち、第2フレンズうえの(緑ケ丘本町)、風の丘(ゆめが丘2)は5日から、ふたば(上野紺屋町)、第2風の丘(ゆめが丘6)は6日から開所予定。時間は基本的に午前8時から午後6時だが、施設により異なる。利用に際しては、登所前と登所後の検温、マスク着用の徹底など感染防止対策をとっているという。

 谷口修一教育長は、休業中の学校施設開放の可能性について「現時点では無い」と述べた他、3日に開いた臨時校長会を受け、教員が週1回程度、児童生徒の家庭訪問を実施し、学習指導や健康状態の確認などを行うよう各校へ指導したことも説明した。

 学校休業に伴う、上野総合市民病院(同市四十九町)の勤務・診療体制への影響については、2月28日に同病院の全職員の状況を集計したといい、松田克彦副院長は「週に数日程度など、何らかの影響が出る職員が5、6人程度だった。通常通りの診療体制でいける」と答弁した。

議場の傍聴席入り口には傍聴中止を呼び掛ける貼り紙=同

市議会傍聴は中止

 この日の一般質問前の議会運営委員会では、新型肺炎の感染拡大防止を考慮し、3月25日までの本会議と常任委員会の傍聴を中止することを確認。市ではこれを受け、市ホームページや庁舎内に呼び掛けの文面を掲載・掲示した。午前10時半ごろ、一般質問を傍聴に訪れていた男性1人には、中谷一彦議長や市議会事務局職員が事情を説明していた。