フランス発祥の美食ガイドブックの日本版「ゴ・エ・ミヨ2020」で、全国の優れた生産者を表彰するテロワール賞に、伊賀市別府の愛農学園農業高校養豚部が受賞した。2月27日、同部員らが同市の岡本栄市長を訪問し、受賞を報告した。【受賞した愛農学園農業高校養豚部の部員ら=伊賀市四十九町で】

 ゴ・エ・ミヨは1972年にパリで刊行され、レストランだけでなく、シェフを支える生産者や職人も評価している。今回、同賞には2生産者が選ばれた。

 養豚部には1から3年生の男女各5人が在籍。約100匹の豚を飼育し、餌やりや糞掃除など交代で取り組む。同部が生産した「愛農ナチュラルポーク」は、臭みがなく甘味のある油が特徴で、滋賀県草津市の精肉店「サカエヤ」を通じて、東京や大阪のレストランで調理される。肉の味がシェフから高く評価され受賞した。
 
 豚肉は、ベーコンやソーセージなどの加工品として、京都府南山城村の「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」で販売している。

 受賞について同部長の東田英司さん(18)は「一生懸命やってきたことが評価されてよかった」、副部長の森心さん(18)は「すごい賞をもらって驚いた」と笑顔を見せた。