交通課長 添誠

 2019年中の伊賀署管内の交通情勢は、総事故件数、人身事故件数、物件事故件数が昨年と比べ減少しましたが、死者数が増加し、死亡事故は4件発生(前年比1件増)しています。亡くなった方のうち、バイクを運転していた方が3人、横断歩道を渡っていた高齢者が1人となっています。

 また、人身事故の形態で一番多かったのが追突事故の40%(34・5%)。次が出合い頭事故の35件(30・2%)で、道路形状別では交差点付近が半数以上を占め、路線別では国道や県道の幹線道路が約60%ありました。

交通事故防止について

 今年に入り、既に交通死亡事故は1件発生しており、軽乗用車が国道から転落し、運転していた61歳の女性が亡くなっております。

 人身事故の形態で一番多かった追突事故の特徴は▼発生が多い時間帯は午前8時から正午の間(18件45%)▼路線別では国道の発生が多い(26件65%)▼事故原因は動静不注視が多い(22件55%)などの傾向があり、また、事故原因の動静不注視とは、前を走る車は認識していたが、具体的な危険はないと思い、前を走る車の注視を怠ったというものです。

 追突事故を防止するため、「安全な速度で十分な車間距離をおく」「わき見(景色、スマホ、カーナビ)をせず、前をよく見て運転する」「前車が急停車するかもしれないといった、危険を予測した運転をする」の3点に注意しましょう。ドライバーの皆さんは前方の注視、安全の確認など、危険を予測した安全運転に心掛けてください。

2020年2月22日付 766号 30面から